【英語スラング】"My Boo" のBooってどんな意味? 清水翔太、Usher、Alicia Keys
清水翔太さんの楽曲や、Usher(アッシャー)とAlicia Keys(アリシア・キーズ)の名曲
「My Boo」などで使われている英語表現「Boo」。
本記事では、英語スラングとしての「Boo」の意味や由来について、
黒人英語(AAVE)・R&B/ヒップホップ文化の文脈を踏まえて分かりやすく解説します。
【英語スラング】"My Boo" のBooってどんな意味?|清水翔太・Usher・Alicia Keys
"Boo"とはどんな意味?
Booは、主にアフリカ系アメリカ人(AAVE)の間で使われてきたスラングで、 「恋人」「大切な人」「特別な存在」を意味します。
日本語で言うと、「ベイビー」「ハニー」「ダーリン」に近いニュアンスです。
そのため「My Boo」は、
「私の大切な恋人」「一番大事な人」という意味になります。
R&Bやヒップホップのラブソングで頻繁に使われる、愛情表現の定番ワードです。
- 例:She’s my boo 💕(彼女は私の恋人だよ)
- 例:He met his boo at the party.(彼はパーティーで恋人に出会った)
ただし、文脈によってはややカジュアルで軽いニュアンスを持つ場合もあります。
そのためラッパーのCommonは、楽曲"The Light"(2000)の中で、 あえて「boo」という呼び方すら使わない姿勢を示しています。
“I never call you my bitch or even my boo / There’s so much in a name and so much more in you”
和訳:
「俺は君のことを “my bitch” なんて呼ばない。ましてや “my boo” と呼ぶことさえしない。
名前には意味がある。そして君には、その言葉以上の価値があるからだ。」
つまりCommonは、「boo」という言葉そのものを否定しているのではなく、 相手をスラングで単純にラベル化せず、一人の人間として尊重したいという意図から、 あえて使わない選択をしているのです。
"Boo"の語源・由来について
「Boo」という言葉の起源については諸説ありますが、 有力とされているのがフランス語由来説です。
Booは、フランス語で「美しい」「恋人」を意味する
「beau(ボウ)」に由来していると考えられています。
18世紀のイギリスでは、この言葉は主に
「男性の恋人・崇拝者」を指す表現として使われていました。
その後、フランスによるカリブ海地域の植民地化を通じて アフロ・カリブ系の言語文化に取り入れられ、 さらにアメリカへ移住した黒人コミュニティの中で 現在のスラング的な意味へと変化し、広まったとされています。
"Boo"の類語・関連スラング
英語では、「Boo」と同じように恋人・大切な人・特別な存在を表す スラングや呼び方がいくつかあります。 R&Bやヒップホップの歌詞でも頻繁に登場する代表的な表現を紹介します。
恋人・大切な人を表す定番表現
- baby / babe: 「ベイビー/ベイブ」。 最も一般的で、恋人同士が日常的に使う呼び方。
- bae: 「ベー」。 before anyone else(誰よりも大切な人)の略とされ、 SNSや現代R&Bの歌詞でよく使われる。
- honey / hon: 「ハニー」。 恋人だけでなく、親しい相手へのやさしい呼び方としても使われる。
- sweetheart / sweetie: 「スウィートハート/スウィーティー」。 愛情を込めたややロマンチックな表現。
- my love: 「マイ・ラブ」。 比較的ストレートで、強い愛情を示す呼び方。
ヒップホップ・ストリート寄りの表現
- shorty / shawty: 親しい相手や気になる人を指すスラング。 ヒップホップ文化で特に多く使われる。
- boo thang: 「恋人」「気になっている相手」をカジュアルに表す言い方。 booをよりくだけた形にした表現。
- main squeeze: 「本命の恋人」。 他の相手と区別するニュアンスを含む表現。
これらの表現は文脈や関係性によって使い分けられますが、 「Boo」は特にR&Bやヒップホップのラブソングで定番の、 親密さを強く感じさせる呼び方として使われています。